昼はおばあちゃんと渋谷デート。夜は両親とイタリアン。家族孝行のいちにち。でもなんかずっとぼーっとしてて、過去の記憶ばかりがよみがえってくるいちにちだった。
前の会社の副社長とのちょっとした会話とか、小学生のときのクラスメートの顔とか、一緒に暮らしてた頃のおばあちゃんの三味線とか、兄と読んだ絵本とか。感傷的になるでもなく。あまりにもどんどん忘れてた記憶がよみがえってくるので、私もう死ぬのかしらん、とおもってドキドキした。
でもけっこう幸せな人生だったとおもう。
とか書いてホントに死んだらアレだけど、たぶん死なないんだろうし、死ななかった時にかっこわるいから、あんまりうざいこと書くのやめようとおもうよ。
Copyright:© 2002-2010 WAZURAWASE All Rights Reserved.