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このワズラワセをみてくれている人は、1日20〜30人です。必ずしも多いとはいえない人数ですが、いつもせっかくみていただいているので、たまには(というか初めて)、有意義っぽい、有意義かもしれないことを書きたくなりました。

上司や同僚や部下とうまくいかない。バカばっかりだ! と思っている人。
もしくは、家族や恋人といがみあってばかり。なんで思いどおりにしてくれないの! とイライラしている人。

もしかしたらちょっとだけ耳よりな情報をご提供できるかもしれません。

でも、他人や家族に対してうらみや怒りや苛立ちを感じない人には、ぜんぜん関係のないはなしですので、そんな素敵な人は読みとばしてくだすって結構です。あ、ぜひ友達になりたいので、よろしければ連絡ください。


私には1人の上司と、3人の部下がいます。
いわゆる中間管理職です。
上司も部下もとても優秀な人たちですが、上司に無理を言われても部下に無理をいうことができず、たくさんの仕事をひとりで解決しなければいけなかったりすることもあります。
仕事が重なってくると、ひとりで深夜まで会社で残業したりして、先に帰った人たちをうらみながら仕事をすることもありました。

家には長年一緒にくらしているドラゴンという男の人がいます。
ぐったり疲れて帰ったときに、「水がだしっぱなし!」と怒られて、逆ギレしたことがありました。「アタシ、超つかれてんのよ!」と。

自分だけがつらいと思って誰かを責めたり、自分のことを被害者だと思ってしまったとき、人間関係は絶対にうまくいきません。

何がいいたいかというと、他人に対して怒ったり、イライラしたり、ケンカになったりしたとき、その相手だけが100%わるいってことはあんまりない、ってことです。たぶん自分にも落ち度があるんだと思います。もしかしたら、自分の方が悪いのかも。


数ヶ月前に、ある本を読んだのですが、超いい本だったので、紹介します。
『自分の小さな「箱」を脱出する方法』という本です。

この本によると、下記の順序で「箱に入る」のだそうです。

1. 自分が他人のためにすべきだと感じたことに背くことを自分への裏切りという。
2. いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点で見るようになる。
3. 周りの世界を自分への裏切りを正当化する視点で見るようになると、現実を見る目がゆがめられる。
(このあとも続きます)

理屈がわかったところですぐにうまくは行かず、人に対して怒ったりしてばっかりなのですが、この本を読んだのと読んでないのでは、とてもいろんなことをが違ってきました。他人を責めたり、被害者意識をもったりする前に、いちおう冷静に判断しようと思うようになりました。できないばっかりだけど。

たまに100対0で相手が悪いこともあるので、そんなときは遠慮なく箱に入り、その人とは縁をきります。