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少しずつ読み進めていたアントニア・フレイザーの「マリー・アントワネット」を読破。主要人物は「ベルばら」で勉強済みだけど、莫大な量の周辺人物「ナントカ・ド・ナンチャラ」みたいなフランス人のフルネームが次々と登場して誰が誰だかわからなくなり、進んでは戻りを繰り返した。トータルで1ヶ月くらい持ち歩いてぐずぐず読んでいたけど、下巻の残り2/3は今日一気に読んだ。

「ベルばら」で納得がいかなったことが多くて、それは「ギロチンにかけられるほど、マリー・アントワネットは悪いか?」ということだったけれど、それもなんとなく解明できてスッキリした。

それから、ポリニャック夫人やランバル公やマダム・エリザベートのその後の人生についてもふれていて、特にランバル公の最期は本当に悲劇的だった。

ソフィア・コッポラがこれを映画化したかった理由や、最期までは描かなかった理由がいろいろとつながってモヤモヤがスッキリした感じ。よかった。

次にはシュテファン・ツワァイクの「マリー・アントワネット」や遠藤周作の「王妃マリー・アントワネット」もひかえている。どちらも上下巻で字が小さい。ユウウツ。