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パン屋さんが食パンをくれたので、朝トースト。

さいきん映画が本当におもしろくて、ドラマなんか観てられない気持ちになってるのだけど、「ブザー・ビート」だけは楽しみにしてる。北川景子ちゃんがかわいいの。

夜中になって「落下の王国」を観た。すんごいおもしろかった。まず映像が信じられないくらい美しい。絵の具で描いた絵みたいに(あとで調べたらCGなんかは一切つかってないのですって)。

若乃花みたいな顔の5歳の女の子と自殺したい男がであい、男は若乃花少女に物語をはなしきかせる、という話。映像は物語をきいた若乃花少女が頭の中に描いたものだから、ぜったいに美しくなくてはいけない。最後には、物語をはなす男のほうが、若乃花少女の美しい世界にとりこまれていったという感じ。

私は、「さいあくの場合自分で死ねるから、生きてられる」と思っている。できるだけ生きてた方がいいのだけど、死のうと思えば死ねるというのは最後の砦として機能していて、今のところはバランスがとれている。できるかぎり自殺はしたくないのだけど、最悪しねばいいし、みたいな。

そんなかんじなので、ときどき超冷静に「おもったよりはやく死んだほうがいいのかも」と考えることがあるのだけど、これほどぐいーっと「生」のほうに力強く、でも強引じゃなくひっぱられる映画をみると、生きてるってホントにすばらしいなあと思うのです。