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映画2本。
1本目はテレビでやってた「硫黄島からの手紙」。観るのは2回目。
終戦の日に新たな番組ではなくて「ホタルの墓」などの過去の映画ばかりながしているテレビ局は大丈夫なのか。終戦の日も原爆の日も毎年やってくるわけだけど、「2009年の終戦の日」としてテレビ局は何かをやる必要があるとおもうの。

1回目にみたときよりも二宮くんに違和感を感じたのだけど、クレイジーな日本軍と、現代人のわたしたち、あるいはアメリカ人の感覚との橋渡し役をしているんだと思ったらとても納得がいった。

それと、1回目にみたときよりも、こまかく絶望感が描かれていることにきづいた。人がどんどん死んでいくことや、自分もいつ死んでもおかしくない、ていうか生きてる方が奇跡、みたいな状況の絶望感だけではなくて、5日間も飲まず食わずの二宮くんにコップをもった上官が近づいてきて「あ、水がもらえる」と思ったら、「ミミズをとってこい」と命令するシーンとか。

2本目。小池栄子がすごいらしい「接吻」をみた。
ほんとうに小池栄子がすごかった。もっと女優さんをやればいいのに。完全に豊川悦司をくってたよ。狂気じみた演技をできる女優さんはたくさんいるんだとおもうけれど、うまい女優さんが狂ったさまをみせても、どこかで「えんぎなんだもんね」という安心感がある。
小池栄子はバラエティがメインだし、ドラマでも「サバサバした主人公の友達」みたいなイメージなので、「小池栄子」のキャラクターのままに観はじめてしまうと、ほんとにとってもコワイ。

この映画は一部でとても評判がよかったらしいけれど、小池栄子の熟れていないまっすぐな(たぶん狂気的な)取り組みと、それをそのまま活かした演出が、脚本を2倍にも3倍にもよくしたんじゃないかなあ、と思った。